キャリア形成支援プログラム

小児外科専門医をめざして

I. プログラムの特色

小児外科は成人外科のミニチュア版でなく、新生児から思春期にいたる機能的に未熟で発達段階にある外科的疾患を扱う。特に新生児や未熟児では繊細なテクニックを必要とする。疾患のほとんどは先天性疾患であるが、その範囲は消化器、呼吸器、泌尿器、外傷、腫瘍や重症心身障害児に対する外科的サポートなど多岐にわたっている。希少疾患も多く、あらゆる疾患に対応するためには長期間の修練と経験が必要となる。地方では小児外科専門医の数が少なく、医療格差をなくすための努力が必要とされている。小児外科専門医を目指すことで地域に高度の医療を提供する。

II. 目標

小児外科専門医は小児外科疾患にたして幅広い知識と技能が必要となり、特殊な疾患に対しては専門病院への転送などの診断と見極めも要求される。小児外科専門医取得には小児外科認定施設での修練と決められた手術件数、学会報告、論文作成などが必要となる。指導医取得にはさらなる手術件数と論文作成が要求される。高知県のみの研修で小児外科専門医を取得するとは難しい状況であるが、小児外科医として必要な理論や基本的外科手技を得た後に専門病院(認定施設)での修練が望ましい路と考える。専門病院での研修は償還期間後あるいは償還期間内でも可能で3年を予定している。小児外科専門医は全国で約600名、指導医は約250名で地方では指導医が存在しない県も存在する。少子化ではあるが小児医療への関心の高まりとともに手術件数は減少しておらず、地域にとって小児外科医療は必須の診療部門である。小児外科専門医・指導医を取得することは地域の小児外科医療を支える上で非常に有益なことである。

III. キャリアパス

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