高知県の専門研修プログラム ★精神科(研修期間3年)

高知大学病院連携施設精神科専門医研修プログラム(募集定員15名)

■特色
 精神医学は、極めて幅広い領域を包含しており、そこには生物的、心理学的、社会的な次元に加え、実存的・哲学的問題も関与しています。したがって、複雑を極める精神現象を理解して、治療するため、乳幼児から児童・思春期、壮年期、老年期に至る人間のライフステージすべてに研究のメスを入れ、アプローチも脳科学、分子遺伝学、精神病理学、心理学、社会学など多岐に亘る分野です。そして多様な臨床経験と、最先端の精神医療を学べることが、高知大学精神科専門研修プログラムの特色です。2019年度からは、児童青年期精神医学講座が設置され、児童精神科医としての研修も可能です。
■連携施設
 県立あき総合病院、高知医療センター、土佐病院、一陽病院、近森病院、海辺の杜ホスピタル、芸西病院、
 藤戸病院、南国病院、細木病院こころのセンター、清和病院、同仁病院、渡川病院、
 大阪大学医学部附属病院(大阪府)

高知大学病院連携施設精神科専門医研修プログラム冊子

高知大学医学部附属病院ホームページ

高知大学医学部附属病院地域医療支援室キャリア形成支援係 石垣
    TEL:088-880-2191 E-mail:senmon@kochi-u.ac.jp

土佐病院精神科専門医研修プログラム(募集定員1名)

■特色
 本プログラムは民間精神科病院を基幹施設とし、地域社会に根ざした臨床実践的な内容のプログラムを目指している。本施設群は3つの施設群から構成されている。1年目は研修基幹病院で、2~3年目の間に研修連携施設を約1年間ローテートして研修する。専攻医は年1名を予定している。研修基幹施設は高知市にある土佐病院であり、精神科スーパー救急病棟を有している。ここでは主要な精神疾患の患者を受け持ち、面接法、診断と治療計画、精神療法、薬物療法の基本を学ぶ。さらに、精神科救急、難治性統合失調症に対するクロザピン治療、アルコール依存症例等の臨床を幅広く体験する。平日夜間精神科救急を担当しているため、多彩な急性期症例を経験出来る。精神科デイケアや、訪問看護ステーションと連携しての在宅医療に力を入れており、急性期から慢性期にわたる作業療法や、就労支援など精神科リハビリについて学べる。指導医は4名。研修連携施設は南国市の高知大学医学部附属病院と、高知市の高知医療センターである。高知大学医学部附属病院では児童・思春期症例、認知症、発達障害、身体合併症、コンサルテーション・リエゾン、m-ECT等、単科精神科病院では経験しにくい症例も含め、臨床を幅広く経験できる。また、充実した講師陣による講座もあり、専門医となるための学習の場が確保されている。指導医は6名。総合病院である高知医療センター精神科こころのサポートセンターでは、発達障害を中心とした児童思春期の専門外来及び入院施設がある。同時に身体合併症、コンサルテーション・リエゾン、精神科救急も学ぶことが出来る。指導医は2名。
■連携施設
 高知大学医学部附属病院、高知医療センター

土佐病院精神科専門医研修プログラム冊子

医療法人須藤会 土佐病院ホームページ

土佐病院 事務担当 中村
    TEL:088-822-3357 E-mail:contact@tosa-hp.com

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